HOSOYAbar

キャラが濃いと言われる某Twitter公式中のヒトの酒ブログ。実家は100年ほど昔、作り酒屋をやっていたそうで。酒のほかにも色々。

爽やかでいてやや辛口「Collin-Bourisset Beaujolais Non Filtré Nouveau 2018」

フランス南東部の丘陵地帯、どこまでも続く広いブドウ畑。そこはフランスワインの聖地、ブルゴーニュ地方ボジョレー(Beaujolais)だ!

このボジョレーの特産品の新酒は毎年11月の第3木曜日(日付が変わった午前0時)に解禁される。これが日本でも有名なボジョレー・ヌヴォー (Beaujolais nouveau)である。

 

今年のボジョレーヌーボー解禁日の後日、いつもお世話になっている店のマスターが用意してくれた2018年のボジョレーヌーボーがこれ。

 

Collin-Bourisset
Beaujolais Non Filtré Nouveau 2018

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ラベルがお洒落ですなぁ。

ワインの説明をする前に、まずはこのワインを作っているCollin-Bourissetのホームページを見てほしい。映画のホームページじゃないんだぜ。これ、酒造会社のホームページなんだぜ!? かっこよすぎ!!

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Accueil - Collin Bourisset

Collin-Bourissetは1821年からワインを作り始め、ジョレーヌーボー品評会(Le Tropée Lyon Beaujolais Nouveau)でも最高金賞などを受賞している。日本への輸出は1926年からだそう。すごくないかこれ、ざっと戦前から…大正15年/昭和元年からだぞ。その時代の人たち食通だったんだなぁ。

 

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爽やかでいてやや辛口、それでいて鼻を抜けるブドウの香りが芳しい。なかなか美味しいワインでした。私の好きなタイプをチョイスするとはさすがマスター!!

実は赤ワインがまともに飲めるようになったのはここ数年で、それまでは「あかん、あかんて!どす渋いの苦手やねん!」と、好んでは飲むことがなかったのだが、世の中には赤ワインでもさほど渋くないし辛口だしで、自分にも合うものがあることを知った。酒の世界は本当に広い。広すぎるこの世界に溺れたい。

 

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マスターが作ってくれたつまみも最高に美味しかったですほんとごちそうさまでした!